
写真は残念ながら1号店ではなく、レキシントン市街のお店だ。実は7年前の訪問の際には発祥の地チャーチルダウンズを訪れていたのでチャンスを窺っていたのだが、それは叶わず。今回が念願のKFC初訪問となった。ちなみに、こちらでは「ケンタッキー」よりも「KFC(ケーエフシー)」と呼ばれるのが普通。

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2013年 11月 08日
![]() 写真は残念ながら1号店ではなく、レキシントン市街のお店だ。実は7年前の訪問の際には発祥の地チャーチルダウンズを訪れていたのでチャンスを窺っていたのだが、それは叶わず。今回が念願のKFC初訪問となった。ちなみに、こちらでは「ケンタッキー」よりも「KFC(ケーエフシー)」と呼ばれるのが普通。 ![]() ▲
by fish_it
| 2013-11-08 23:59
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 12月 29日
11月7日、火曜日。
現地のフォトエージェントとのディナー。今度は招待される側。 会ったのは経営者のロビンとハロルドの二人。 まずは失敗談から。 アメリカ人の彼らとの付き合いは比較的新しく、まだ2年ほど。仕事に関する交渉ごとは最初から全てメールでのやり取りだった。特に頻繁に連絡を取り合っていたのはロビンの方で、この二人が同じ苗字であることに気がついたのはずっと後、というか実は渡航直前のこと。なるほど、兄弟でやっていたのか、と。 しかし、当日。私が宿泊しているホテルに迎えに来てくれたのは一組のカップルだった。ロビン&ハロルドは、なんてことはない「夫婦」だったのである。私はロビンのことをそれまでずっと男性だと勘違いしていたというわけ。いや、お恥ずかしい限り。そのことを正直に話したところ、「あー、よくあるのよ! 全然気にしないで」とロビン。この名前は男性・女性両方に使われるのだそうだ。 そういえば、こういった両性で使われる名前は日本にもある。うちの上司は演歌歌手の坂本さんと同じながられっきとした男だし(ちなみに漢字も同じ。これは結構珍しいかな)、なおみ、じゅん、かおる、きよみ、あたりも男女両方で使える例だろう。ロビンの場合は、バットマンの助手がそうだった。そのイメージが強かったせいかも? 本当はメールの文面で性別を判断できればたいしたものだけど。 ![]() ![]() 「といっても、競馬場の観衆の一人なの。馬が走ってもいないスタンドで、『キャーキャー』騒ぐのがおかしかったけど(笑)。何度も何度もリハーサルを繰り返したし、待ち時間がすごく長かったわ。でも、大変だったけれど、映画がどうやって作られるか、その過程が分かったし、すごく面白い経験だった」そうだ。 いいなあ。端役でいいから映画は出てみたい。その昔、自分はワイドショーのエキストラは散々やったけれど。 一方、夫のハロルドはドクターファーガーとかセクレタリアトといった歴代のスーパーホースの現役時代を見ているというから、競馬に関しては筋金入りのキャリアの持ち主だ。彼はエドガー・プラドというアメリカの現役超一流ジョッキーとも友人関係にある。「エドガーは人格も素晴らしいし、年々騎乗技術も上がっている。それに彼はバーバロの命を救った」とハロルド。 ちなみにバーバロとは今年のケンタッキーダービーを圧勝し、三冠の期待がかかった逸材。しかし、続く2冠目のプリークネスSで競走中に無念の故障を発症し、通常であれば、安楽死処分されても不思議でないほどの重傷を負ってしまった。バーバロは今もなお、懸命な治療が続けられているが、愛馬の異変を察知した鞍上プラドの機転がその命を救ったのだとハロルドは言う。確かに。あのレースでプラド騎手は馬をストップさせて下馬するや救護が来るまでの間、興奮するバーバロを辛抱強くなだめ続けたのである。 さて、話を進めているうちに二人ともになんとなく都会的な雰囲気がする気がしていた。なんて、思っていたら、案の定二人の本来の住居はニューヨークだという。しかも、ハロルドはかつてニューヨークタイムズの契約フォトグラファーだったこともあるそうだ。 食事をしたDudley’sは非常に雰囲気のいいレストランだった。ただし、量が半端ではなく多いのは、やはりアメリカならでは。同席した同僚Kともにかなり残してしまったのは申し訳なかった。 ![]() ![]() “Thanks a lot for the Dudley's pictures. Even though they do look like they came from outer space, they still remind me of how much fun Harold and I had that night meeting you.” ロビンとハロルドは現在ウインターホリデイの真っ最中。今頃はどこかでクルージングを楽しんでいる頃だ。冬休みはなんと21日から来年の5日までというから羨ましい! 大晦日まで残すところ後3日。こちらはもうひと踏ん張りだ。 Hi Harold and Robin, Many thanks again for inviting dinner at Dudley’s. I bet you are on cruising somewhere. Have a happy holiday season and von voyage ! I think I can’t be back next year but hopefully I’d like to come back to the States in 2008. We will see you again, maybe at Belmont Park. Take care ! ▲
by fish_it
| 2006-12-29 01:56
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 12月 25日
いささか旧聞に属するが、アメリカ・ケンタッキーでの余談をいくつか綴っておくことにする。
以下は現地で落ち合ったビジネスパートナーとのエピソード。 11月5日の日曜日。アリラン・ガーデンという焼き肉屋にイギリス人2人とアメリカ人を招待した。私の勤める会社とは長年仕事上の付き合いがあるので、いわゆる接待でもある。とはいっても、その焼肉レストランは元々今回の研修メンバーで予約を入れていた店。総指揮をとるDさんの了解を得て、彼らに同じ場所に来ないかと誘っていたのだ(単に他のレストランを探すのが面倒だったというのが真相)。 イギリスからやってきた2人はゴードンとマーク。彼らは英国の、というより競馬の世界では広く名の知れたウェザビーズ社に籍を置く編集者。ゴードンとは3年ほど前に出張滞在した際に知り合い、ドッグレース、ノーザンプトンのクラブ(元ゴーゴーズのベリンダ・カーライルがステージに出ていたなあ)、ボウリングなどに誘ってもらい親交を深めた。 マークとは初対面だったが、彼とも過去に何度もメールを通じて仕事上のやりとりをしていた。今回は世界中の競馬を見て回るのが趣味というゴードンに誘われて、ブリーダーズC観戦がてらにケンタッキーに来ていたようだ。中華料理が好きで、3人の中では一番お箸の使い方がうまかった。 同席したべスは地元在住のアメリカ人。こちらも業界では非常に有名な組織・ザジョッキークラブインフォメーションシステムズ(以下TJCS)で、データ管理部門のマネージャーをしている。非常にフレンドリーな人柄だったが、たぶん結構偉い地位の人だろう。元々、ウェザビーズ社とTJCSは業務提携関係にあり、その縁もあってか、イギリスの2人はべスの自宅に宿泊。色々と牧場などを案内してもらっていたようだ。ベスからは「ぜひ事務所に立ち寄って」という嬉しいお誘いをもらった。実は同社がどんな業務形態をとっているのか、前々から非常に興味があったのだが、やはり時間的な制約があり、残念ながらそれは叶わなかった。 食事前、少々心配だったのが、イギリスの2人はともかくべスさえも焼肉を食べたことがなかったこと。しかし、それはすぐに杞憂に終わった。正直なところ、肉そのものは日本の焼き肉屋のほうが断然おいしいように思う。だが、とにかく、ボリュームが満点。アメリカンな豪快コリアンBBQは予想以上に大好評だった。 ![]() 3人には日本でお土産用に買っておいたディープインパクトのクリアーファイルをプレゼントした。というのもゴードンがディープインパクトの大ファンだったから。3歳の有馬記念で2着だった時にはなぜ負けたのか、根掘り葉掘り敗因を聞いてきたのを思い出す。 当日はもっぱら、競馬の話に終始。ついでに当時お世話になったウェザビーズのスタッフの近況を聞き、サラに子供が生まれたとか、リチャードとリンダはまだ結婚していないとか、マネージャーのアントニーは結婚して旅行中だとか、本当にどこにでもあるような世間話をしながらひとときを過ごした。平凡な話にすぎないけれど、そういったことをフランクに話してくれるということが友好の証しかもしれない。 ![]() 彼らとはぜひ今度は日本で再会したい。 Hi there, I am very pleased to hear that you guys are all satisfied with Korean BBQ in Kentucky. Gordon, as you said, it was a pity that we couldn’t spent more time together. In addition, your favourite, Deep Impact just headed off to stud after Arima Kinen’s final run. Mark, just received a brilliant Stallion Book for 2007 ! It is a fantastic X'mas gift. Many thanks again for your kind arrangement. Come and see racing in Tokyo sometime. Have happy holiday season and warmest regards. ▲
by fish_it
| 2006-12-25 21:31
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 27日
Friday, November 10
サンタアニタ競馬場を後にして、次は近くの馬具屋へ。 ツアー一行の半数近くは騎乗者のため、鞭やゴーグルなどを大量に買い込む人も。 今回はケンタッキーでも3軒、都合4軒も馬具屋をのぞいたことになる。 ![]() ![]() ユニバーサルスタジオはもちろん今回の視察研修とは無関係だが、アメリカ文化を体験するという意味もあり、ツアースケジュールに組まれている。誤算だったのは、この日が州の祝日だったこと。場内は予想以上に混んでおり、アトラクションのいくつかでは相当な順番を待たされるはめにあった。 ![]() ![]() 以前観たトム・クルーズとダコタ・ファニングの「宇宙戦争」のセットも右のように生々しく再現されていた。 アメリカ滞在最後の夜はハリウッドの日本食バッフェへ。ホテル到着後はパソコンで夜更かし。帰国の朝を迎えた。 ▲
by fish_it
| 2006-11-27 00:52
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 26日
Friday, November 10
ロサンゼルスでの滞在は実質この1日のみ。午前中はサンタアニタ競馬場の調教を見学、午後はユニバーサルスタジオというスケジュールとなっていた。 ![]() 翌日朝(11日)に発信したブログのとおり、著名な調教師やジョッキーも普通にカフェ・スタンド周辺を行き来していて、ピリピリとしたムードは全くない。 ![]() ![]() 日本に馴染みのあるネタで言えば、約半世紀前にハクチカラがこの競馬場のワシントンバースデイHというレースで、当時の全米チャンピオン、ラウンドテーブルを下した。また、20年前には日本の最強馬シンボリルドルフがサンルイレイS(当時G1)に出走し、レース中の故障で無念の6着となったのも思い出される。 ![]() ユニバーサルスタジオは次回に。 ▲
by fish_it
| 2006-11-26 16:03
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 25日
Thursday, November 9
この日はレキシントンからテキサスのダラス・フォートワースを経て、ロサンゼルスへと向かう。 ブルーグラス・エアポートとも呼ばれるレキシントン空港は、今年8月にコムエアー社の飛行機が離陸時に墜落するという残念な事故が起きている。日本でもニュースで報じられていたので、覚えている方も少なくないだろう。 ともあれ、我々の一行は無事に米国内間のフライトを終えた。ちなみに、テキサスとレキシントン間は往復ともにアメリカンイーグルという名のリージョナル便に搭乗。通路を挟んで左に1席、右側に2席という細長~いジェット機である。ビデオなどの機器は一切ないので、機内での時間は本を読んで暇をつぶすか、ひたすら寝るかに限られた。 ![]() ![]() ロサンゼルス国際空港にはトランジットを含めて6時間ほどで到着。ふと気づくとスーツケースのバゲージクレイムには、LAXとある。JTBのSさんが「空港コードでロサンゼルスの略号」と教えてくれた(なお、ダラス・フォートワースの正式なコードはDFW。タイトルのTEXではありません)。 夕闇が迫るロスは明らかにそれまでいたケンタッキーとは異なる空間だった。周囲の人々の人種が多様化しているのが、一目瞭然。ブラック、ヒスパニック、エイジャン系の比率がグンとアップした。 宿泊したのはハリウッド地区のハイヤット・ウエスト・ハリウッドというホテル。空港からのバスは途中、有名なレストラン、NOBU(=日本人シェフ、ノブ・マツヒサがオーナー。ロバート・デ・ニーロなど多くのセレブがひいきにしている)の前も通ったようだが、私は吉野家と牛角の看板の方に興味をそそられた。それにしても、意外とケンタッキーフライドチキンを目にしなかった。本場のKFCを賞味することが、自分にとっては今回の最大目標のはずだったが……肝心の店舗数がこれほど少ないとは。都合5日間いたレキシントンでも結局、目にしたのは1店舗だけ。次回の課題(?)が残った。 課題と言えば、今回の出張ではラップトップを持参していた。が、ケンタッキーの滞在初日は無線LANがどうしても繋がらずに途方にくれた。たいていのホテルではそれぞれ独自の高速インターネット・サービスが利用できるのだが、当初ネットにアクセスできなかったのには理由があった。PC画面でのユーザー登録の際、私の名前を受け付けてくれなかったのである。 ![]() 帰国後に海外出張に精通している同業他社のA君に尋ねると「普通、LANはタダのところが多いっすよ。それにフロントに行かなくても簡単に繋がりますし」とのこと。チクショー!(小梅太夫風に) 観光地系の料金高めのホテルよりもビジネス系のホテルのほうが、よりパソコン持参者にとってユーザーフレンドリーということ。これもまたひとつ勉強になった。 ▲
by fish_it
| 2006-11-25 18:55
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 21日
Wednesday, November 8
レキシントン滞在4日目。翌日がテキサス経由ロスへの移動に費やされるので、実質この日が牧場視察最終日となる。 ![]() 朝食時、そのDさんから「昨日、いいウエスタンショップが見つかったんだよね。今日終わったら連れて行くから」とのお誘い。こちらはまさに渡りに船の心境。というのも、渡米前に都内でウエスタンブーツを物色して回ったが、結局気に入ったものを見つけられなかったから。 しかも、「日本の半額くらいで買えるし、ディスカウントしていたから、絶対得」とのこと。朝から密かな楽しみが増えていたのは言うまでもない。 で、この日はアデナスプリングス、ブルックデイル、ウインスター、シャドウェルと4箇所を訪問。前日に続き、滞りなく各所を回ることができた。ただし、アデナスプリングスやウインスターに関しては厩舎の中での種牡馬展示だったため、撮影に苦労したのは否めない。カメラ初心者の後輩Kはシャッタースピードにだいぶ苦心していたようだ。 ![]() 傍らにいるのはブリーダーズCクラシック連覇の名馬 ティズナウ。場所はウインスターファーム。 最後の視察牧場シャドウェルファームは、4日前のブリーダーズCクラシック優勝馬インヴァソールのオーナーブリーダー。案内してくれたスタリオンマネージャーに「おめでとう」とまずは一言。「馬券も取ったから」とついでにもう一言。 ![]() ここでは、やけに人懐っこい黒猫がお出迎え。こいつは種牡馬展示の際も種付け所の見学の際も私たちの回りを全く離れようとしなかった。 ということで、レキシントンの牧場視察全日程を無事終了。今回はストームキャットのオーバーブルックファームがキャンセルになったのは残念だったが、日曜から水曜日までの4日間、セリなどを見ながら合計13の牧場の主な種牡馬や施設を精力的に見て回ったことになる。 ![]() 店内に入ると、所狭しとその手の商品がズラリと並んでいた。まずはカウボーイハットを55ドルで購入。ブーツは40%引きのコーナーに目移りするほどの在庫があった。さすが本場だと感じる。 ここで何足か試着していると、ブリットニー・スピアーズの横幅200%増という感じのヤンキー(語尾上がりませんので)娘が登場。サイズを見てくれる。若干大きいと感じたが、いや、これでちょうどいいと言う。偽ブリちゃんの言うことを聞いて、即断即決で合計312ドルほどのお買い上げとなった。 夕食は現地では有名な日本食レストランTACHIBANAへ。翌日の移動の際も私はカウボーイハット&ブーツ、そしてサングラスという怪しいいでたち。同行メンバーから「コスプレオヤジ」と呼ばれたのは言うまでもなかった。 ![]() ▲
by fish_it
| 2006-11-21 01:31
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 19日
Tuesday, November 7
レキシントン滞在3日目も牧場視察に明け暮れる。 今日はツアーメンバーの他にVIPご一行の飛び入り参加があった。 私の役目は主に見て回る種牡馬の解説なのだが、また噛みまくらないか、一瞬緊張。 とはいえ、すでに複数をこなしていたのと、 元々ボランティアでギャラが発生するわけでもなし(笑)。 案外、気楽にというか、滞りなく終了。 VIPの一人からも「日本語で解説してくれたので、分かりやすくてよかった」と慰労の言葉を もらい、ちょっとホッとした。 この日は順にテイラーメイド、ジャドモント、ダーレーを訪問。 3日目の牧場はどこも非常に綺麗で、スタッフや馬もよく管理されていた。 ちなみにジャドモントファームズの事務所で出迎えてくれた犬は「マムタズ」という名だった。 応対してくれたレイディに「じゃあ、マハルはどこ?」と聞く。 ちゃんと笑ってくれた。 ![]() ![]() 午後はキーンランド・ノベンバーセールの2日目。前日見る時間がなかったセリを視察。 セリ鑑定人が常に呪文のように、早口で価格の数字を連呼していたのが非常に印象的 だった。 上場を待つ馬のパドック(写真右下)は外側からも内側からも見られるようになっていて、 人の行き来はもちろん自由。 ![]() 同行した社の後輩Kは日本の競馬場でも終日パドックに張り付いている馬体重視派。キーンランドがいたく気に入った様子で「一日いても飽きないですね、ここは」とトローンとした目で感慨にふけっていた。 ▲
by fish_it
| 2006-11-19 19:09
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 18日
Monday, November 6
![]() この日からキーンランドのノベンバーセールがあるため、多くの牧場関係者が馬の仕入れのために当地に滞在していたのだ。 朝イチはそのキーンランドのせり場に隣接する競馬場の調教を軽く見学し、 開始前のパヴィリオン、厩舎で上場馬の展示を見て回った。 このノベンバーセールは繁殖牝馬と今年生まれた当歳馬のミックスセール。 前日に行われたファシグ・ティプトンよりもさらにレベルの高い馬が初日、2日目に登場する。 目玉になりそうな上場馬を探していると、旧知の関係者に偶然遭遇。 「たぶん、これが今日一番高いはずだよ。でも、落とせないなあ。 200万ドルまでだったら、Tさん(私)競っても大丈夫だよ(笑)」 ![]() 予想通り、初日最高の600万ドル(=約7億650万円)で落札された。 この日の牧場視察はゲインズウェイ、クレイボーン、ストーンファーム。 ![]() ![]() ▲
by fish_it
| 2006-11-18 07:29
| U.S.A. 2006 & 2013
2006年 11月 17日
アメリカから東京に戻ってもうすぐ1週間。
やはりというか、仕事はてんこ盛り状態で、ブログの更新がままならなくなってきた。 備忘録を書く前に、記憶そのものが薄れては元も子もない。 今回のUSA滞在を少しずつ振り返っていきたい。 Sunday, November 5 前日のブリーダーズCの興奮から一夜明け、この日から4日間はケンタッキー・レキシントンの種牡馬施設を中心に視察。ただし、手始めは銅像から。 ![]() ![]() 続いて訪れたケンタッキーホースパークはその気になれば、楽に半日はつぶせそうな広大な施設。ここにはホール・オブ・チャンピオンズという厩舎があり、余生を送る名競走馬の姿を見ることができる。 ![]() ちょうど、展示説明を受けていたのが、かつてアメリカズヒーローと称されたシガーという馬。サイテーションと並ぶ16連勝の米国歴代記録の持ち、ドバイワールドCの第1回(1996年)優勝馬でもある。私自身、そのドバイワールドCを現地で見ているから、シガーとはちょうど丸々10年ぶりの再会となった。 ![]() 現役引退後、シガーは当然のごとく大きな期待を担って種牡馬となった。ところが、その後、無精子症、つまり、種無しであることが発覚。結局、1頭も子孫を残せなかった悲運の名馬でもある。しかし、来場者の前に現したその姿は威風堂々としたもの。幸せな人生を送っているのは間違いない。ちなみにこの厩舎では今年31歳(!)のジョンヘンリーやダホスの姿もみることができた。 ![]() ![]() この後、アシュフォード、レーンズエンド、スリーチムニーズと著名なスタッドファームを視察。最後のスリーチムニーズは約束の時間より遅れてしまい、種牡馬の見学はかなり巻きが入った。それでも駆け足ながら、充実の滞在2日目が終了した。 ![]() ▲
by fish_it
| 2006-11-17 03:23
| U.S.A. 2006 & 2013
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