Magnetic Resonance Imaging
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気づいたのは2、3年前のことだが、一度健康診断で触診してもらったところ、脂肪腫のたぐいでおそらく良性のものだろうとのことだった。
局部を押さえると手のひらを含めて腕にはしびれが走る。ただし、それ以外は特に痛みがあるわけでもなく、とりあえずは日常生活に差し障りはない。とはいえ、このところ、しこりそのものが成長(?)しているような気がして、昨日朝、まずは皮膚科へ。
会社近くにあるそのクリニックでは「この部分にあるのは珍しい。整形外科で見てもらったほうが良い」とのことで、紹介状を書いてもらうことに。その後に訪れた総合病院の整形外科ではレントゲンを撮ってもらったところ、骨には異状がなく「軟部腫瘍としかいえない」とのことだった。しかし、「念のため、MRIを撮ってみますか?」とのオプションを提示され、本日午後、初めてのMRIを体験してきた。
MRIとは磁場と電波を用いて、体内を撮影し画像化する装置のこと。CTスキャンでは写らない場合が多い軟骨部分などの疾病の発見に効果があるようだ。
ゴンゴンゴンゴンという音が常時鳴り響く撮影室。仰向けになった状態でベッドは狭い装置内に入っていく。宇宙人に捕らわれて実験台に乗せられているのはこんな気分かなとも思う。ただただ、静止状態でいることおよそ30分。レントゲンなどに比べて撮影時間が長いのが欠点だというが、3時半過ぎというちょうど眠くなる時間帯だったので、それほど苦ではなかった。しかし、閉所恐怖症の人は少々つらいかもしれない。
検査の結果は来週。
とりあえず、問題ないとは思うが、大事に至らないことを祈るのみだ