Maiko Han Dosue
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朝9時過ぎ、JR品川駅から「のぞみ」で一路西へ。
JR京都駅の改札を出ると俳優の長塚京三が目の前を歩いていた。
外国人観光客の多さも目に付いた。
目的地のホテルにはお昼過ぎに到着。
親会社の創業50周年の記念祝賀会で受付などを手伝い、
パーティ会場の担当テーブルでは来賓の方々と歓談しながら、たん熊の会席料理に舌鼓を……打たなかった(申し訳ないが、ジャンクフード・イーターのお口には合わない)。
しかも、日本酒とビールを初っ端から流し込んだせいで、お客様にかなり失礼なことを言っていた可能性は大きい(汗)。
途中、京都祇園の芸妓さんによる「手打ち」の儀があった。
拍子木を持ち、出番を待つ芸妓衆。
この「手打ち」は京都での慶事にはつきものだそうだが、めったに観ることができない出し物だという。結構見入ってしまった。
個人的に思ったことは、ジャニーズ系アイドルグループとの共通項である。つまり、ユニゾンを多用し、型どおりの踊りを演舞するという点。今回の「手打ち」には唄と三味線が4名ほどおり、残りの15名ほどの芸妓さんは、それらに併せて、拍子木を打ち、同じ調子で一斉にお祝いの囃子言葉を連ねる。決して悪い意味ではなく、高度なテクニック不要の単調な斉唱はジャニーズ系の持ち味でもある。枯れることのないジャニーズの人気。それは日本の伝統芸能に通じる部分がアイドル養成の基本戦略となっているせい、かもね、かもね、そうかもね♪
テーブルで調子に乗り、舞妓さんにお酌してもらう。
ちなみに「芸妓」と「舞妓」の違いとは?
「芸妓はズラ、舞妓は地毛」(テーブルにやってきた某有名騎手)
「年取ったのが芸妓、若いのが舞妓」(京都の大学出身の嫁)
という見解。早速ネットでチェックしてみたところ、その通りだった。
ひとつ賢くなった。
ともあれ、3時半から始まった宴は予定の7時半前につつがなく終了。
祝賀会終了後は有志でホテルのバーへ。
帰りの新幹線を気にしながらのわずかな時間だったが、久々にお会いできたAさん、Yさん、Mさんらとともに楽しいひとときを過ごせた。