Pink Salmon in Shiretoko
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手始めに8月後半の知床のカラフトマス釣りの報告から──。
2年毎に豊漁となる海のカラフトマスだが、今年はまれに見る不漁。
事前情報からはまさにダメ元での釣行となったが、
なんとか魚の姿は見られた。
8月24日(木) Shibetsu Salmon Park
この日は移動日。中標津空港からベースキャンプの羅臼キャンプ場へ向かう途中、
標津サーモン科学館へ。料金の価値はあり。
隣接のお土産屋は地元の海産物を安く売っていて、意外な穴場かも。
8月25日(金) Pink Salmon with BANZAI Karma
朝マヅメの知床・羅臼で妻が58cmのオスのカラフトをゲット。
写真では分かりづらいかもしれないが、もうブナが入っている。
ルアーはBANZAIカルマ70のタンデム仕様、金黒だった。私は残念ながらノーフィッシュ。
午後、標津周辺の渓流でアメマスと遊んでこの日は終了となった。
8月26日(土) Pink Salmon with BANZAI Wolf
いくら不調とはいえ、朝の海岸にはカラフト狙いのアングラーが集結。
前日のポイントにはすでに8人ほどの先客が入っていた。
まずは少し離れた場所で開始すると、ヒットしたのはなんとエゾメバル。
地元ではガヤと呼ばれる根魚だ。
私の待望の初ヒットは陽がすっかり昇った頃、沖の表層で食わせたメスのカラフトだった。
サイズは小ぶりの52cmながら、渋い状況下での価値ある1尾となった。
ルアーはBANZAIウルフ100のカタナ。
着水後の早巻き&トゥイッチにうまく反応してくれた。
銀ピカのこの魚はキャッチ&イートでマスコ(イクラ)もおいしくいただいた。
この日は午後にオホーツク側に向かい、とある渓流にチャレンジ。
ニジマス狙いでの入釣だったが、魚はいずこに──。
1本大物のヒットがあったものの、無念のバラシで終了となった。
8月27日(日) Pink Salmon at Churui River
釣行最終日。
海が不調ということは、当然忠類川にもカラフトマスの遡上が見られない。
ようやく魚が確認され始めたとはいえ、前々日に情報収集で立ち寄った際は管理事務所のおじさんも「やめたほうがいいよ。海に行ったほうがいいんじゃないかい」という有様。
それでも、この日は日曜日とあって、私たちが到着した5時半頃にはすでに駐車場には何台もの車が。はやる気持ちを抑えて、川へと向かう。しかし、そこは昨年とは激変した忠類川の姿があった。今回、ガイドしてくれた「かわせみ」さんによると、春の雪解けの大水などが原因で川の相が全く変わってしまったのだと言う。昨年、良型のシロザケを上げた好ポイントも魚が隠れる大岩が剥き出しになり、川幅自体も全体に半分に減少していた。
3泊4日の知床のサーモンフィッシング。
釣果は前年以上に厳しいものだったが、やはり北海道のサーモン釣りは面白い。
たぶん、来年の今頃もチャレンジしているかな?
Many thanks to Kawasemi, the Kingfisher !
http://www17.ocn.ne.jp/~kawasemi/
See you next summer.