ブログはさぼりっぱなしでした。今年の更新頻度はたぶん過去最低だったと思います。それにしても、年を重ねるごとに1年を経つのが速くなりますね…。
ということで、己の備忘録を兼ねて2017年をざっと振り返っておきます。
<1月>例年通り年の初めは最繁忙期。しかも、今年は入社以来初めての元旦出勤でのスタートとなりました。正月明け早々には前年暮れに急逝した社員の火葬に立ち会い、この1カ月は馬車馬のように働き詰め。そして、2月に完成した出版物で痛恨のミスが発覚(泣)。うーん、幸先の悪いスタートです。
写真の猫はもんちゃん。このあと、良くも悪くも我が家の2017年のハイライトになるとは…。このときは思いも寄りませんでした。
<2月>前年暮れに取材した某馬主さんの謝恩パーティーに出席。豪華な参加者の顔ぶれに驚くばかり。NPBにも多大な貢献をされている方ゆえ、「え、ここは名球会のパーティー?」と錯覚するほどでした。読売ファンではないですが、1m目の前を栄光の背番号3のあの方が通りすぎました。
<3月>伯母の一周忌で福井の勝山へ日帰り。子供時代によく釣りをした九頭竜川はすっかり形相が変わってしまいました。この辺には生息していませんが、下流域ではシーバスやサクラが狙えます。ダメ元で一度くらいはチャレンジしてみたい、そんな気持ちは少しだけあります。
3月は自宅ビルの外壁塗装工事がスタート。2020東京五輪の影響で職人不足でてんやわんや状態と、リフォーム業者さん。とりあえず、なんとか工賃も工面して月内に無事完了しました。
<4月>2年前だったか、フグ中毒(?)で当日買っていた公演が中止になっていたポール・マッカートニーのコンサート。今年の来日にも当初関心が沸かなかったのが正直なところでした。しかし、友人Tからのお誘いで急遽東京ドームへ。バックバンドが非常によかったせいもあり、感動の2時間半でした。スーパースターというのは、まさにこういうアーティストのことを言うのでしょう。
イギリスが生んだスーパースターといえば、デヴィッド・ボウィもその一人。寺田倉庫で開催されたその大回顧展を鑑賞。これまた、見応え十分のものすごい内容でした。嫁が大ファンだったことを初めて知ったのもこのときでした。
<5月>春と夏の間。一昨年秋にジム仲間と訪れた三浦半島の荒井浜でBBQ大会。たまたま水着ギャルの撮影会と遭遇。モデルのお姉さんたちをロックオンするカメラおじさんの多さに驚かされました。
<6月>大原・拓永丸主催のシーバスダービーは、今年が最後の記念大会。27日、ナイスサイズ連発のXデーに運良く乗船できた私は最終的にダービー個人優勝。しかも前年に続く連覇を達成することができました。賞品は10月に自宅に届きました。
この6月のネガティブな話題では、ずっと応援してきた竹中良のOPBF王座陥落。ショックが大きすぎました。金星を上げた韓国人選手はすでにベルトを失い、今その王座を保持しているのは、竹中がアマチュア時代に対戦している清水聡です。2018年春、竹中のカムバックが待たれます。
<7月>業界の大先輩にして、生前大変お世話になったSF作家&競馬評論家の山野浩一さんが20日に逝去されました。数日後に御自宅に伺い、話の流れからお別れ会の実務担当の一人となりました。
何とか、2018年初夏までに会の実現に向けて動きたいと思っています。
7月はジム帰りに一時停止違反で捕まってしまいました。秋にも覆面パトカーによるスピード違反で捕まって、現在免停一歩手前です。2018年は気をつけねば。
<8月>8月は豪州からやってきた古くからの友人夫妻をおもてなし。着物の着付けなど、自分たちも十分に楽しんだ5日間でした。嫁も含めツアーコーディネートは、かなりいい線いっていたと自画自賛できます。
<9月>ジム仲間のMさんに誘われて、鶴見からボート出船。嫁は超久々の釣りでした。狙いはシーバスとアジ。アジはカラバリのサビキ釣り。この日はシーバス絶不調。サビキのアジはカマスが混じってあきない程度に釣れました。しかし、釣りすぎはあとあとさばくのが超大変。とりあえず、冬まで食材には困りませんでした。
<10月>10月13日午後10時過ぎの我が家の猫たち(写真上)。その2週間後、黒白のもんちゃんが脱走し一大事となりました。10月24日に行方不明となってからの経緯は「もんちゃん脱走顛末記」をご覧ください。
猫の保護用捕獲器は、里親さん以外にもレンタルでも調達しました。しかし、ご覧のような人間が入れる大きさのものを発注(しかも2台も)してしまったり、色々と大変でした。50代の夫婦には、日課となった朝晩の見回りもきつかったなあ。
<11月>大変といえば、3週間ぶりに姿が発見され、夜通しで捕獲器に入るのを待った夜も忘れられません。捕獲は失敗に終わり、翌日朝は8時過ぎに東京競馬場でした(写真は人気のない朝のパドック)。人前で話す仕事でもあったので、かなりきつかったのは否定できませんでした。たしか馬券も散々だったなあ、この日は(泣)。
その翌日届いたのが、シーバスダービーの優勝賞品でした。伊勢エビとサザエ。そして、優勝メダルです。
そしてそして、何よりも嬉しい出来事が11月の晦日に起こりました。もんちゃん奇跡の救出です。日付が変わった30日の午前0時過ぎ。植え込みに仕掛けた捕獲器に入ってくれたのでした。詳しくは「もんちゃん脱走顛末記」をご覧ください。協力していただいた皆さんに本当に感謝、感謝でした。
<12月>たぶん人の的中自慢なんて聞きたくないでしょうが、今年は馬券が2年ぶりに収支決算となりました。実は今年の3月まではなんと1レースも馬券が当たらずに借金は○○万円までふくれあがっていました。しかし、4月15日の中山競馬場で初あたり以後、クラシック、夏競馬、秋競馬と好調に推移。勝ったり負けたりとはいえ、いつの間にか借金を返済して、要所要所の単勝勝負で最終的には中央&地方ともに黒字で終了しました。
写真は9日の中山で飛び出した2000万馬券。もちろん、取ってません。まあ、友人と行く競馬場の現地では、ほぼいいところなく終わります(笑)。
ジム関係の話題では、人の出入りも激しくなかなか書きにくいことも色々とありました。そんな折、ロンドン転勤のAさんから緊急帰国の一報。22日金曜日に急遽募った有志の皆さんとの酒宴は、想像以上に楽しい時間となりました。写真はヤマメの骨酒です。これが自分にとっても最初で最後の忘年会でした。
ということで、駆け足で振り返った2017年。仕事は正直年々きつくなり、なんだかんだ忙しいといいながら、あんた色々と楽しんでいるじゃないと再確認します。それでも、釣り時間の捻出。これは来年も大きな大きな課題ではあります。
とはいえ、大変大変お騒がせしたもんちゃんが無事に帰ってきてくれただけでも幸せと思わないといけません。「クリスマスまでにもんちゃんが帰れますよう祈っております」。捜索専用アドレスに届いた見ず知らずの方からメールが、今改めて心に沁みます。皆様、改めまして本当にありがとうございました。これを2017年拙ブログ最後のご挨拶とさせていただきます。