いきなり人生初の着物姿で、残暑お見舞い申し上げます。
8月のお盆WEEK、豪州から友人夫妻が来日しました。「東京の8月はCRAZY HOTだからそのつもりで!」と散々脅してはいましたが、実際の東京は時折豪雨襲来の雨、雨、雨で、予想大ハズレでした。
. 今回東京を案内したライカード夫妻とは実に16年ぶりの再会。豪州で競馬雑誌やスタリオンブックを発行していますから、私とは同業者同士です。旦那さんのアンドリューとはサニーブライアンのダービーを東京競馬場で一緒に見ていますから、20年来の付き合いになります。
さて、東京観光の初っ端は江戸東京博物館へ。将軍家のお姫様の着物を熱心に見ている姿から着物の撮影セッションはどう?と提案してみると二つ返事でOK。翌日都内のとあるレンタルスタジオで、私も初めての着物体験をしてきました。
最初はペールブルーのもっと派手な着物を選びましたが、サイズがなくてこのライトグリーンに。我ながら「売れない落語家」「売れない芸人」あるいは「馬鹿旦那」「何にも専務」風味は満載だなと(笑)。
驚いたのは、オーストラリア人の友人夫妻がこれまた良く似合うこと! 旦那さんは恰幅がいいので、ある程度想像できました。奥様はシックな黒のチョイスも良かったのでしょう。それと、二人ともに日本に対して敬意を持っている方だからこそ、余計に違和感がなかったのだと思います。ちなみに、旦那のアンドリューは『隠密剣士』の大ファンだそうです。さすがに私は見たことありませんけど、その昔シドニーで放映されてブームになったのだとか。
写真を見たある方に言わせると、私の嫁は「西原理恵子」似だそうです。だとしたら、わたしゃ高須院長かよ! やめてくれ~(笑)。
こういった着物の撮影は外国人観光客にとっては隠れた人気アイテムのようです。調べたらスタジオによっては、サムライとか忍者の格好もできるのでそういうのも面白そう。コスプレイヤーの気持ちがちょっと分かったりして。今回お願いしたのはBASARA秋葉原神田明神店。当日朝の急な予約連絡にもかかわらず、すごく親切に対応してもらいました。おかげさまで、自分たちもいい体験ができました。