All forgotten
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とりあえず、自宅に置き忘れたのだろうと高をくくっていたので、嫁に前もってメール。「かくかくしかじか。財布探して」と指令を出しておいた。しかし…夕方帰宅した嫁からは無常のレス。
「ない」
「車の中も見て」
「ない」
「そうだ、火曜日にジムに行ったんだ。スポーツバッグの中は?」
「ない」
うーん…。
2年ほど前、ジム仲間の方数名で飲みに行った際に、お札はおろか、小銭で300円くらいしか持ち合わせがなく呆れられた私だが、今日の財布には珍しく万札数枚が入っていた。しかも、クレジットカードは各種取りそろえだ。これは警察への紛失届けをせねば…そう思った矢先。嫁から「発見!」との報。自宅のある場所で見つかったとのこと。やれやれである。おかげで夕食を奢らされたのは致し方なかった。
先週亡くなった母は晩年認知症になった。遺伝的なことは分からないが、たぶん自分にもその資質はあるだろう。今回のケースは数日前の記憶があやふやというかちょっと思い出せない、そんな感覚がうっすらとあった。折しも、今日読んだ週刊文春にも認知に関する記事が載っていたばかり。音楽とか絵を書くことは予防にもいいらしいなあ。