Downsizing
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月曜の夜、お通夜参列のため谷塚斎場にいた私に唐突なメールが届いたのは7時頃のこと。送り主は3週間前の外房遠征の同行者Yである。帰宅の途中、直接携帯に電話をしてみると、なんでも金田湾に友人とキス釣りを楽しんだその帰り。道具も持っているので、火曜日休みの私に再度のヒラ狙いを打診してきたというわけだ。
というわけで、Y君はそのまま拙宅に泊まり、本日も日曜に続くアクアライン越えを敢行。往路、アクアラインの風速計1mという表示に一抹の不安を感じながら、車を走らせると、現地はやはりというべきかサラシが今ひとつのナギすけ状態だった。それでも、今回はサラシを求めて三箇所ほど叩き、Y君がヒラフッコを1尾ゲットした。
一方、私はY君よりも前にもう少し大きなサイズをヒットさせたが、ジャンプ2発であえなくフックオフ。貴重な一本を逃してしまった。サイズは55cmくらいだったろう。今日は日曜日に購入したばかりのTENRYUの10.6F、MASTERPLANを初めて使用。初陣を飾れなかったのは残念だった。
本日さらにショックだったのは、磯と磯の間を泳いで渡っていた際にルアーケースを紛失してしまったこと。うねりのある波が来た際に体が不自然に浮き上がってしまい、その時にフローティングベストのポケットの隙間からはみ出てしまったようだ。ルアーケースには主戦のミノーが5本ほど入っていた(不幸中の幸いだったのは、BANZAI入りのルアーケースが奇跡的に無事だったこと)。
3週前の釣行時よりも魚の型も数もダウンサイジングの結果となったものの、釣り復帰を果たしたばかりのY君はなかなか好調。今日もボウズを免れたのは、某磯でウン○を手で触ったのも勝因か。文字通り、運が付いたのだろう(本人の名誉のためにグローヴをしていたことは記しておく)。それにしても、どう考えても人間のものと思われるウン○が、波が被ってもおかしくないような岩場にあったのは、よーく考えると謎だ。
ともあれ、Y君のことはこれから〝ヒラフッコ・マスター〟と呼ばせてもらうことにする。もちろん敬意を込めて(笑)。次は両手じゃないと持てない魚をお願いします。