Alexandrite 11th
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着順も先週日曜日の遠州灘Sと同じ最下位だが、内容的にも今回のほうが落胆度は少ない。なにせ幻のベルモントS勝ち馬カジノドライヴが出走(しかも、賞金の関係でアメリカの重賞勝ち馬のほうが斤量も1㌔軽い!)とあっては、正直相手が悪すぎた。
それにしてもカジノドライヴの強さは、感動的ですらあった。昨年サンタアニタでこの馬を初めて見たイギリスの友人Gordonはひと目惚れしたそうだが、今度メールをもらったら私の愛馬が一緒に走ったと自慢しよう(着順は伏せてね)。カジノドライヴは昨秋に日米の大舞台で強い相手と揉まれたことで、一段と実が入ったようだ。どこまで強くなるのだろう。非常に楽しみだ。
一方、アルカライズは準オープンに昇級して5戦を消化。レース後、久々に騎乗した三浦皇成騎手は「能力よりも気持ちの問題」と語っていたようだが、ダートの4戦は勝ち馬から全て2秒以上の大差を付けられているから、完全に頭打ちといっていい。この後、状態に問題がなければだが、芝の長距離戦あたりで何とか活路を見出せないものだろうか。