西白井にて
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ここを訪れたのは超久々になります。14、15 年前にAさんと取材で来た際は、当時生徒だった川田騎手らの写真を撮ったのを覚えています。西白井駅前や周辺の街並みはかなり変わりました。
今回訪れたのは、先生として教壇に立つためです。厩務員課程の生徒を対象に血統について講義してほしいとの依頼を受けたのが半年ほど前のこと。準備期間はたっぷりありましたが、夏休みの宿題は最後の1週間にやるタイプでした。案の定、我が家の猫騒動もあって、最後はバタバタでテキスト作成はなんとか帳尻を合わせました(競馬学校の皆さんすみません!)。
今回講義したテーマは「種牡馬」でした。こうした依頼、ましてや人に何かを教えるという経験は初めてのこと。一編集者にとってはその難しさを身を持って体験しました。一方で人を育てることの大切さ、重要性を改めて感じたのは言うまでもありません。
1時間の講義は自己採点では65点といったところ。生徒の皆さんは21~28歳で2年以上の牧場経験があります。ですので血統の基礎知識はあるはずですが、どこまで興味をもってもらったかは時間内では分からなかったというのが正直なところでした。ただ、終了後に5,6人の生徒が集まってくれて色々と個別に質問を受けたこと、「最高に楽しかった」と言ってくれた生徒もいたのは率直に嬉しく思いました。