Smoky Medicine Live at JCB Hall
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さて、『Rock Legends』と題されたステージに立ったのはSMOKY MEDICINE。金子マリ(Vo)、Char(G)、鳴瀬喜博(B)、藤井章司(Dr)、佐藤準(Key)というオリジナルメンバーでの登場である。
意外だったのはJEF BECK GROUPの曲を4、5曲ほど連発したこと。「SITUATION」から「GOING DOWN」まで、変なアレンジなしの演奏はかなり迫力があった。THREE DOG NIGHTの「JOY TO THE WORLD」もGood。
金子マリは出だし今ひとつだったが、後半になってエンジンがかかった。スローなブルースでは「マリ、最高!」の掛け声も飛んでいた。お客さんの年齢層は独断推測で40代後半といった感じで、やはりコアなファンが集まっていた。もっとも、若い世代にアピールしたかどうかはわからない。実際に終演後、私の後部座席の若い女の子二人組は「Charは良かったけどねえ…… 」と話していたし。
私的には「料金の価値は十分にあり」の評価。1枚もアルバムを出すことなく解散した伝説のグループのLIVEを見られただけで十分満足だ。