Jumping to Down Under
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何を隠そう私自身は高所恐怖症の真逆をいく男。ずっと以前からやってみたかったバンジーはやはり気持ちよかった。しかし、改めて写真を見ると脚が曲がっているし、ビビッているのがよくわかる。姿勢も美しくない恥ずかしいカットだ。
「AJ Hackett」というこのバンジージャンプ施設は世界中からビジターがやってくる。今もよく覚えているのは、休憩スペースで汗だくになって自分のビデオに見入っていたインド系の男性である。容姿はIncognitoのモニック風でもあり、元ビジーフォーのウガンダ風でもあり。手っ取り早く言えば、ぽっちゃり体形だ。しかし、その風貌とは裏腹に彼のリプレイ映像を見ると、通常のジャンプ位置ではなく、さらに上の屋根の部分から飛び降りたりしている。
「え? もしかして2回も飛んだの?」と声をかけた私。
すると、汗だくのウガンダは恍惚の微笑を浮かべながら口元を緩めた。
「No, Five」。
マ、マ、マジですか!? どこの国にも限度を知らない猛者がいるものだが……。傍らの奥さんらしき女性は私と目が合い、呆れた表情で肩をすくめた。
高さ50m。体重の軽い私は真下にある池までは到達しなかったが、体格のいい欧米人は思いっきり派手な水しぶきを上げていた。
「おまえ、腐った豚のようだぞ!」
仲間同士罵り合いながらバンジーに興じる若い奴らのこともふと思い出した。
明日からの旅行には予定を入れていないが、またどこかでバンジージャンプに挑戦したい気持ちはある。
さて、現実に戻って、以下備忘録を少々。
今日の午前中は銀行、皮膚科、接骨院をはしご。午後からは業務を黙々とこなす。ここ数日は睡眠時間も少ない。そのためか唇には口角炎が出来ている。
満身創痍とまではいかないが、微妙な体調の崩れはあるようだ。ということで、「病気ブログ化」を阻止するためにも景気づけにバンジー画像で気分を一新させてみた。
6年ぶりのオーストラリアまであとわずか。明日は気張るぞ!