An Inconvenient Truth
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この映画も少し前に足を運んだ『ダーウィンの悪夢』同様、
環境破壊がテーマのドキュメンタリー。
こちらも思いのほか観客が多かった。
インパクトの面では『ダーウイン~』のほうが上だろう。
基本的にはアル・ゴア講演のスライドショーを映画仕立てにした構成で、
エンターテインメント性は薄い。
もっとも、それを求めること自体が間違っているが。
地球温暖化に関しては、日本のメディアでは結構頻繁に扱われている題材のためか、
個人的には衝撃を感じる場面は案外少なかった。
もちろん、全部知ってることだらけなんてのはとんでもない話。
車がないと始まらない生活が長年染み付いている身にとっては、
改めて考えされられる内容ではあった。
ただ、グラフにしても何にしても、すごくソツなく出来ているというのが全体の印象。
一緒に観た嫁は「Macの回し者の映画」と素っ気なかった。
追記 『不都合な真実』は今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞に選ばれた。
テーマ曲“I need to wake up”も歌曲賞を受賞した。
メリッサ・エスリッジはデビュー・アルバムを持っていたけれど、
何年も前に売り払った覚えがある。
P.S. The movie that I just saw yesterday won the 2007 Oscar for Best
Documentary Feature as well as Best Original Song.
Anyway, congratulations ! Mr.Gore.