Black Fin in Tokyo Bay
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夜明け前に自宅を出て、千葉へ。
今日はシーバスボートでのチャレンジである。
アクアラインの風速計は北の風6m。
前日から大幅に下がった外気温にやや不安を抱えながら、
木更津金田の見立漁港へと急ぐ。
今回の「誠丸」は「爆釣速報」で知り、初めての乗船。
出船前、船長の大村さんに「(強い)風が微妙ではないですか」と尋ねると、
「全然大丈夫ですよ」との答え。
港を出て、最初は近場からのスタート。
確かにキャスティングそのものは風を背に受ける格好。
波っ気はあるものの、ほとんど気にならない状態だった。
そして、いきなりヒット連発。
とはいえ、サイズは押しなべて40cmクラスばかり。
船長は大型を求めて、シャローエリアを中心に色々とポイントを変えてくれたが、
結局スズキクラスにお目にかかることはなかった。
しかし、この日は予期せぬ外道がヒット。
ヒラスズキ(ヒラフッコ)である。
この魚は通常、南房総以南の磯に生息する魚。荒ぶる磯のサラシ場を舞台にアングラーの心を揺さぶるもののふ。東京湾内のしかも木更津近辺の港湾部にはいるはずのない魚だ。
ヒラスズキは普通のスズキ(ルアーアングラーはマルスズキと呼ぶ)に比べると、体高が高く、尾びれの切れ目が浅いのが特徴(個体差が比較できるようにマルと一緒の写真を撮っておけばよかった!)。最大でメーター級、その銀白色に輝く圧倒的な魚体はルアーフィッシャーマンの憧れの魚といっていい。かくいう私も年に数回だが、磯のサラシを求めて、伊豆や外房に出向いているのだが、まさかここで出会えるとは……(実のところ誠丸では10月にもヒットしていたようだ)。
サイズはちょうど50cm、1.5キロ。
ヒットルアーはジップベイツのZBLミノーのディープダイバータイプ、9cmの金黒だった。
ちなみに本日のボートフィッシュングは外道デーだったといえる。
同行の妻はイカをゲット。二人そろってメッキ(ギンガメアジの子供)もヒットした。
帰港直前には風もやや強くなり、かなり体は冷え込んだが、
十分に楽しめたのは確かだ。
振り返ると今年利用した遊漁船は全部で6度(エサ釣り含む)。少ない。おかっぱりも含めて、年々釣行回数が減ってきているのは憂うべき事態だ。まあ、体も追いつかないのだけれど、来年はこの現状をぜひ打破したいと思う。
Black Fin Sea Bass is called Hira Suzuki in
Japanese, and is a different species rather than
Sea Bass or Maru Suzuki. Normally Hira Suzuki is
caught as game fish mainly around rocky shore
with beating strong waves. So it is very rare to
fish IT in Tokyo Bay area. Anyway, we caught
several kinds of fish, not only Sea Bass but also
trevally (baby G.T.) and small squid. It was chilly and windy day but we had fun on the boat.
Caught on all lures such as Zipbaits / ZBL Minnow 90 S & 90 S Deep Diver, Banzai / Wolf 100, Bassday / Sugar Deep Short Bill 90, Duo / Tide Minnow SR 90, Jackson / Athelete 9cm S