別世界体験
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到着する前は立食だろなあと思いきや、当日の受付で着席スタイルと知って、まず冷や汗がたらり。続いて宴会場入り口前で待機していると、背後から「はい、前を空けてくださ~い!」という声。振り返ると目の前にはなんと巨人軍の終身名誉監督のお姿がありました。パーティーの主催者Sさんが懇意されているのは存じ上げてはいましたが、まさかいらっしゃるとは…。気がつけば、誰もが知っている元プロ野球の名選手、著名な小説家、著名アーティストがそこかしこにズラリ。交友関係の広さにも驚かされました。私が着席したテーブルはマスコミ関係者の席でしたが、そこにもおそらく誰もが知るアナウンサーがお二人座っていました。
2時間ほどの宴は、列席の方々を飽きさせない構成でよく練られていました。己の場違いさを肌で感じながらも右隣が以前仕事をお願いした著名ライターさんだったこと、左隣には話しやすい新聞社の方だったのはラッキーだったかもしれません。ともかくこの日は貴重な体験ができたこと。昨年の暮れにたまたま一度取材しただけだった(しかも私は単に同行者…)にもかかわらず、ご丁寧にお招きいただいたSさんの懐の深さに改めて恐縮するしかありませんでした。