いつの間にか、1年の3/4が経過してすでに10月。一応ホームグラウンドであるはずの多摩川のウェーディングが完全におろそかになっていました。それでも、今月に入ってからは夜の時間帯に何度か釣行を重ね、何度かのバイトは取れていました。あとは肝心の魚の姿を拝むことだけです。この日は休日出勤でしたが、大潮の潮回りに気がついて思い立っての釣行です。
しかし、現場に着いてみると予想以上の南風が吹いています。向かい風10mというあまり好ましくない状況ではありました。それでも、このエリアは好調なのか、すでに先行者がチラホラ。なんとか自分の好きなエリアに陣取ってスタートしました。
開始1時間は平和そのもの。強い風に負けないように大きめのルアーで対抗します。気がつけば下流にもアングラーが入ってきましたが、回りも釣れていない模様。そんな中、辛抱強くBANZAIのスーパーハグハグで魚をゆらゆらと誘惑していると、ピックアップ寸前の寸前くらい、つまりかなり手前でで吸い込むようなバイト! 至近距離でのゴボゴボゴボ!というファイトの音が懐かしく感じます。サイズは60cmに満たない55cmくらいでしょう。それほど大きくはありませんでしたが、久々にウェーディングでシーバスをゲットしました。なんと、川筋でのシーバスは今年初めてのこと。釣師か詐欺師かと尋ねられたらば、詐欺師と言われても仕方ないでしょう。
その後はノーヒット。というよりも30分ほどで切り上げました。なぜならば、後から来て上流にウェーディングしていたアングラーが胸のあたりまでディープに浸かり始めたから。この日に限らず、地形や近隣の状況を考えていない(としか思えない)釣り人が目に付くようになりました。そうなった以上同じ場所に固執する必要もありませんので、早上がりとしました。そこまでして釣りたいのかな? まあ詐欺師には言われたくないでしょうけど。