再会
|
場所は銀座のこびき。同期のTを交えた3人の飲み会は、昔話に花を咲かせ、お互いの近況報告など、あっという間に時間が過ぎていきました。Kは6年ほど前に奥さんを49歳の若さで亡くしていました。Tもまた2年前に実兄を亡くしたばかり。両親との別れは実際に自分も経験していますが、連れ合いやきょうだいと別れるということはあまり想像がつきません。しかし、人はいつ何時何があるか、何が起こるか分かりません。そうしたことも含めて、生きている、周囲の人々によって生かされているということをほんの少し考えていた夜でした。幸いKは2人の息子がともに北大生で、親子の仲もよさそうです。奥さんの介護などはさぞや大変な思いをしたことでしょうが、しんみりとした雰囲気にはならなかったところはひとえにKの人柄によるものでしょう。
さて、話の中で三重県に帰っていたはずの別のKがどうやら川崎に住んでいることも判明。いつか別のKを交えた同期会が開こうと約束し、この日はお開きとなりました。「いい酒だった」とメッセージをくれた二人。またよろしくです。