契約完了
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写真の2冊は業界の仕組みを含めてなかなか分かりやすい内容になっています。「不動産業」というと、若い頃はあまりいいイメージを持っていませんでしたが、借り手になっていただく方々に満足して生活してもらうためには、やはり貸す側も様々なサービスが必要なことは理解できました。そしてもちろん、法律の知識もある程度頭に入れておかねばなりません。
そうした中、まさに降ってわいた話とはこのことです。リフォーム業者の見積もりなどを検討していた10月に入り、地主さんから突然「土地を買ってくれないか」との申し出があったのです。額面はお互い祖父の代からの半世紀以上のおつきあいを考慮していただいたもの。知人のA弁護士を通じ第三者の不動産業者に調査してもらっても「絶対に購入すべきです」と太鼓判を押されるほどでした。となると、今度はリフォームと土地とを合わせた資金はどうするのか? 最終的には、地主さんから紹介を受けた二銀行のうち一つを選んで、融資に向けた交渉も併せて始まりました。秋以降、釣りに出なくなった理由のひとつはここにありました。
建物が担保になるため、友人知人の多くは「間違いなく貸してくれる」と話していましたが、恥ずかしながら融資を受けること自体が初めてゆえ、ましてやこの年齢で住宅関連のローンをスタートさせる…。不安面をぬぐえなかったのは正直なところでしたが、その辺も不動産につきものの案件ゆえ、予備知識として先述した書籍はかなり役に立ちました。
そんなこんなで、融資のメドがほぼ立ち、暮れも押し迫った中、リフォーム業者の夫妻と出かけたのが横浜のリクシル・ショールームでした。東京オリンピックの建築ラッシュはすでに始まっているようで、2カ月以上前に発注しないと難しいという事情もあっての見学です。キッチン、洗面、トイレなど、見積もりに沿った製品をたっぷり3時間かけて見ていったのですが、さすがにここまで来ると本格的に動いている気は起きてきます。ちなみに、この業者のHさん夫妻は私の小・中学校の先輩で、奥様の妹はなんと私の小・中の同期生だったことも判明しました。たぶん、これも何かのご縁なのでしょう。
ということで、秋以降からここまでのリフォームやら何やも至る経過を思い切り端折りながらも自分的に整理しました(興味ない方すみません。単なる備忘録ですので)。そして、この日ようやくですが、正式にリフォームの契約を交わしました。工事は今月末からスタートし、GW前までに諸々の工期が終了する予定です。