Man of Firewheel
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私は今年もジムの先輩Kさんとともにセコンドとしてサポートさせてもらった。今回の対戦相手である遠藤政宏選手は総合系のパワフルなファイターという評判。一方の和田選手は足を使ってスピードで迎え撃つ、そんな試合展開が予想されていた。
ところが、和田選手は朝の計量でまさかの300gオーバー。控えエリアでのマスボクシングで急遽汗を流し再計量をパスするという状況だった。朝自宅を出る際は体重はリミットに落ちていたとのこと。ひと汗かけば落ちる程度ではあったが、試合まで時間があったのは幸いだった。
さて、タイトル戦合は1R序盤に遠藤選手が2発ほど有効打をヒットさせたが、和田選手は冷静に対応。どんどん前に出てくる相手に押し負けないよう接近戦での攻防は予め計算に入れており、全ラウンドを通じて主導権を握ったといえよう。判定は僅差ながら3-0で和田選手に軍配が上がった。
昨年のセコンドでは椅子だしなどで失態を演じた自分も2回目とあって、まあなんとか無難に務められたか…と思いきや、試合後和田チャンプからは「相変わらず椅子だしが遅い」とダメ出し。変態のA井さんも「表情硬かったなあ。緊張しすぎじゃないですか。まばたき1回もしてなかったじゃないすか、Tさん、エヘヘヘ」と周囲からは相変わらず手厳しい意見のオンパレードだった。みなさん、お願いだからもっと優しく…(笑)。
写真は試合直前。精神統一する和田選手。ともかく、今回も勝ててよかったです。