Stevie Wonder Boy on stage
|
Blue Note Tokyoを訪れるのは3年ぶりくらいか。今夜はジャズ・ヴォーカリスト&フリューゲルンホーン・プレイヤーのTOKUのライブへ。
TOKUは以前から生で観たかったアーティストの一人で、昨年発売したスティーヴィー・ワンダーのジャズ・トリビュート・アルバムがロングセラーになっている。デビュー当初から多くのカバー曲を取り上げていて、ヴォーカリストとしてはその独特な低音ヴォイスが大きな魅力といえる。
さて、童顔の俳優・山本耕史にちょっと似た風貌のTOKUのステージは、そのトリビュート・アルバムからの曲をメインにした構成。個人的に印象に残ったのは、オープニングを飾ったPart Time Lover、ステージ終盤を盛り上げたNostalgikosとA Whole New Life。この2曲は8枚目のアルバムLove Againの収録曲だ。バンドも素晴らしく、特にTerreon Gullyというドラマーはかなりのヤバさ。パワフルな演奏は見応え十分だった。
この日は列島縦断の台風が夕方から東京にも急接近。久々にゆっくりアルコールを飲むつもりで、当初は電車で行くつもりだったが、帰宅難民だけは避けたかった。結局、嫁を乗せて車で行って正解だったようで、帰宅時は大変な風雨に見舞われた。その台風は日付が変わる寸前の今まさに暴風域圏内という感じ。明日は台風一過になるのだろうか。いずれにしても、あまり大きな被害が出て欲しくないところだ。