Play and Pray
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夕方からは六本木のミッドタウンへ。Billboard Live TOKYOでクリストファー・クロスのライブを観てきた。
1時間チョットのステージはアンコールを含めて全13曲。80年代を代表するAORシンガーとして数々のヒットがあるとはいえ、やはりファーストアルバムの曲がファンには馴染み深い。個人的には、同アルバムに収められている「Ride Like The Wind」がフェイバリット。この日はラストに持ってきていて、改めて名曲だと感じつつも、クリストファー・クロスのヴォーカルが今ひとつだったのは残念。微妙に音程を外すシーンがたびたび見受けられた。バックグランド・ボーカルも、マイケル・マクドナルド呼んでこいと思わず突っ込みを入れたくなったほどだった。
ということで、You Tubeから、マクドナルドがゲスト参加した演奏を口直し(?)に。
少し辛口になったものの、ライブそのものはまずまず楽しめた。この日一番印象に残ったのは、中盤に演奏した「Never Be The Same」。いかにも西海岸のAORらしいナンバーで、ふとフリートウッド・マックを思い出したし、ジェイ・グレイドンをノーマルにした感じの短いギター・ソロは懐かしくも秀逸だった。このクリストファー・クロス、実はデビュー当初からギタリストとしての評価も非常に高かったアーティストである。「Really Don’t Know Anymore」では長めのソロを披露。ギターに関しては、改めて安定したテクニックを楽しませてもらったといえよう。
ライブ終了後は、同行した友人Tと大戸屋で夕食。店員は皆外国人だし、隣の客は英語で話している。さすが国際都市、六本木だなあ。