Gino Vannelli Live at Cotton Club
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午後9時半に始まった第二部は「Mama Coco」からアンコールの「People Gotta Move」まで、まさに堪能の1時間。やはり、客席が盛り上がったのは名盤「Brother to Brother」に収められている「Appaloosa」「I Just Wanna Stop」などのナンバーだった。
バンドは、Gino Vannelli(vo)、Patrick Lamb(sax)、Greg Goebel(key)、Jay Koder(g)、Damian Erskine(b)、 Reinhardt Melz(ds)、湯本淳希(tp)という7人編成。バックヴォーカルはいない代わりに、ホーンセクションが2人入ったことで、音に厚みがあった。特にドラムスはレコード(=メジャー作品は70~80年代なもので)に比較的近いタイプ。同行者の一人、Iは以前ブルーノートで観た際「ドラムが全然ペラペラでダメだった」そうで、今回のLIVEには実は疑心暗鬼だった。しかし、最初の曲が終わった時点で大興奮。「いやー、今日はいいよ! 特にドラム」と絶賛していた。