Half A Length Again
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ライバルは、1月の黒竹賞で先着を許したコスモイーチタイムとみていた。ヴァルディヴィアは単勝1.4倍と断然の1番人気である。しかし、確勝を期したはずのレースは、5番人気、単勝22.6倍の伏兵ジャンナに半馬身差の2着。スローペースの中団をソツなく乗られ、直線では最内から伸びてきたものの、これで2戦連続して同じ着差の2着に敗れた。レース後の内田博幸騎手など陣営のコメントのとおり、大事に乗りすぎてしまった感はある。しかし、これもまた競馬。中山D1800mのタイムは過去4レースで一番速く、前回黒竹賞からは0.8秒縮めたように、とりあえず能力は出したといえる。体調に問題がなければ、次回は4月の中山同条件が有力だという。なんとか早く2勝目が欲しいところだが、レースぶりが安定している(勝ち味に遅いともいうが)のは強みだろう。ここまできたらあせらずに見守るしかない。