The Rose
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舞台は60年代のアメリカで、作品そのものも30年前のもの。当時大学生の私は多くの音楽雑誌を愛読していたし、『The Rose』のポスターやサントラ盤のジャケットは記憶に留めていたが、映画自体を観るのは今回が初めて。正直ちょっと古いかなーと思いつつも早速観てみると、これがなかなかの秀作だった。ローズを演じるベット・ミドラーの歌唱力は圧倒的の一言。序盤のハイライトはスタンダードナンバーの“When A Man Loves A Woman”の熱唱、映画のテーマ曲でラストを飾る“The Rose”もまさにクラシックと呼ぶに相応しい名曲といえる。
正直なところ、映画全体からはジャニス・ジョプリンのイメージは沸かなかったが、これはあくまでもRoseの映画だということだろう。ロック好きには大いに楽しめる作品。Mさんありがとうございました。
“When A Man Loves A Woman”のオリジナルはこの人。ちょっとパパイヤ鈴木っぽい?Percy Sledge。