LADS ET JOCKEYS
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さて、映画のほうはドキュメンタリーということで、ある程度想定できた内容。しかし、騎手の卵たちの日常をこれほどまで淡々と描いているとは……。面白いか、面白くないか二者択一を迫られたら、瞬時に後者を挙げるだろう。食べ物に例えれば、糖分のない卵ボーロ(関西では乳ボーロ)のようだった。
もうひとつ驚いたのは劇場で購入した映画のパンフレットが知り合いの制作物だったこと。奥付にあるデザイナーのIさんは、私の中学時代の同級生のパートナーだ。映画館でパンフをめくりながら、どことなくデザインがそれっぽかったので、ひょっとして?と思ったらまさに的中。デザイン会社を経営するその友人 には上映後、早速電話をかけた。久々に聞いた声は元気そうだった。